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ジャガー Xタイプ(Executive) (フレッシュキーパー)

2025.02.16

~大人の風格を、もう一度。ブラックボディに映える艶と清潔感~

今回ご紹介するのは、英国生まれのプレミアムセダン「ジャガー Xタイプ(Executive)」です。

美しいシルエットと品のある佇まい、そしてヨーロッパ車らしい重厚感が魅力のXタイプ。

中でもExecutiveグレードは、内装の質感や快適性にも優れた、大人のための一台といえるモデルです。

そして今回は、そんなお車の魅力をさらに引き立てるべく、軽研磨+フレッシュキーパーの施工を行わせていただきました。

 

■ 年月を重ねたからこそ、丁寧な下地処理を

ご入庫いただいたジャガーXタイプは、ブラックのボディカラーということもあり、

長年の使用によるボディ表面の堆積物やくすみが目立ち始めている状態でした。

ブラックは非常に美しい反面、洗車キズや雨ジミ、花粉の跡などが目立ちやすい色でもあります。

そして、ツヤの変化や汚れの堆積は、「印象の古さ」に直結してしまうため、

年数を重ねたお車でこそ、下地をしっかり整えることが重要になります。

そこで今回は、まず軽研磨を丁寧に実施し、塗装表面の微細な汚れやくすみを除去。

ボディ全体をなめらかな状態に整えてから、コーティング作業に入りました。

 

■ 軽研磨とは?

「研磨」と聞くと塗装を削るイメージがあるかもしれませんが、今回行ったのは最小限の処理にとどめる“軽研磨”です。

  • 洗車ズや薄い雨ジミをやさしくならす
  • 表面のざらつきや酸化被膜を整える
  • コーティングの密着力を高め、ツヤの出方を均一にする

こうした工程により、ボディの表情が整い、コーティングの効果が最大限に発揮される土台が完成します。

研磨後のブラックボディは、まるで磨き上げた漆のように滑らかに光を反射し、見違えるような変化を見せてくれました。

 

■ 施工したコーティングは「フレッシュキーパー」

ボディを整えたあと、仕上げに施工したのはKeePerの「フレッシュキーパー」。

これは、KeePer技研の中でも比較的新しいメニューで、コストパフォーマンスと効果のバランスに優れた1年間耐久のガラス系コーティングです。

特徴:

  • 1年耐久(ノーメンテナンス)
  • 高い撥水性能で汚れがつきにくい
  • 深いツヤと透明感をプラス
  • 繰り返し施工で被膜が強化される

今回のジャガーは、しっかりと研磨された下地にこのフレッシュキーパーを施工したことで、ブラック特有の深い艶感がさらに際立つ仕上がりとなりました。

 

■ 通常の施工範囲を超えて、細部まで丁寧に

今回はオーナー様のご希望もあり、ボディ外装に加えて、以下の部分にも追加施工を行っています。

  • ドア内側のヒンジまわりやステップ部分
  • 給油口の内側
  • ボンネットの裏側(ヒンジや縁まわり)
  • トランクの裏側

こうした箇所は普段あまり目にしない部分ではありますが、実は汚れやすく、コーティングの有無が“手入れのしやすさ”に大きく影響する場所です。

細部までコーティングすることで、洗車後も水アカや汚れの付着を抑え、いつまでも清潔感のある状態を維持しやすくなります。

 

■ 施工前後で「印象が変わる」体験を

写真ではなかなか伝わりにくい部分もあるのですが、今回の施工では、見た目の印象がはっきりと変化しました。

  • 「少し古さを感じていた外観」が、“現行車のような輝き”へ
  • 「黒いけどなんとなくくすんでいた塗装」が、“鏡のように艶やか”に
  • 「全体にまとまりを感じなかった雰囲気」が、“キリッと引き締まった印象”に

コーティングによって塗装面が保護され、雨ジミや汚れも付きにくくなるため、

これからもキレイな状態で、安心してお乗りいただけることと思います。

 

■ 最後に

年数を経た車でも、下地処理と適切なコーティングを行うことで、その魅力を存分に取り戻すことができます。

特に今回のようなブラックの高級車では、艶の出方や仕上がりの印象が劇的に変わるため、

「そろそろきちんとメンテナンスしてあげたい」と感じた方にはぜひおすすめです。

お車の状態に合わせて、研磨のレベルやコーティングの種類もご提案可能です。

ご予算や仕上がりのイメージに応じて柔軟に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

このたびはご依頼いただき、誠にありがとうございました。

〈before

〈after〉


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